秋の夕日に

秋が深まり、寒くすらなり始め。

気がつけばカレンダーも薄くなる。

つるべ落としのごとく早い一日は暮れて

わけもなく歳ばかり重ねていくわけなんだけれども、

看病されているような身の上でなんの贅沢も言えませぬ。

なにより病気はさておき、今かなり幸せなんではないかと思っている。